広い世界へ飛翔するために 
-大学で学ぶ、GLAPで学ぶ-

大橋 里見

2019/04/01

教員

熱中できる何かを見つけたい。大学はそんなことを期待することができる場所です。そして大学は、学びの場所として、さまざまな知とその探究方法を、みなさんに手渡すところです。

長い人生において、人は、多くのテーマに向かい合います。わくわくし、やりがいを見いだすことのできる状況に身を置きたいと考えます。そのなかでもし困難に直面したら…。豊富な知識、広い視野、柔軟な思考、そして他を包み込む態度が、突破口を開き、厳しい局面を乗り越え、前進する助けになるのです。

「歴史」という特殊な研究分野に身をおく私は、その研究に専心してきた世界中の先人たちに学びつつ、日々、歴史を思考しています。そして、そうした特殊な活動ができることを尊いと感じています。しかし、私の研究人生が、豊かに、充実したものになったのは、狭い「歴史」の分野にとどまることなく、さまざまな学問分野が提供する多くの知識と研究の方法を学んだからです。このような経験から、私は、広い視野、多層的思考を育む優れた学びの環境を選択することによってこそ、たくさんのことを吸収し、大きく成長することができると信じています。

GLAPでの4年間の学びは、3つの点で魅力的です。その環境は、みなさんが人生をより活発に過ごし、実り多いものにすることに寄り添います。

リベラルアーツの学び

この環境では、各種の専門研究分野を学ぶ機会を得ると同時に、多様な学び方、研究・思考方法、そして視点を知り、身につけることができます。4年間の学びのプロセスを経ることで、柔軟さと応用力をわがものにし、社会、そして研究分野における難しいテーマにも取り組む準備を整えることができます。

グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP)

GLPは、真のグローバル・リーダーに求められる、人間としての価値を理解するための格好のプログラムです。モノも人間もダイナミックに動き続ける今日のグローバル社会は、私たちの視野を広げ、固定観念を捨てて物事に接する大切さを教えてくれます。しかしグローバルな状況は、時に、排他性を強め不寛容な態度を助長します。このような残念な状況を克服し、あらゆる文化が対等に受け入れられる環境を構築する土台をつくる。多様な意識を持つ人びと、組織、社会や文化のあいだで、有機的なリンクとなるための思考と資質を養うきっかけを提供する。これがGLPです。

スタディー・アブロード

現代社会が生み出した各種の手段や道具、そしてチャンスによって、私たちの生活はとても豊かになりました。今では、どんな遠くの世界のことでも、居ながらにして知ることができます。けれど、「本当のこと」は、私たち自身が直接見て、経験することでしかわかりません。学習についても同じです。研究者や専門家の見解はインターネットで学ぶこともできますが、生の講義やクラスでの各種のアクティビティーを直に体験することもとても大切です。研究は、同じ分野を探求する人であれば、世界どこにいても共有可能な制度や理解を土台にして営まれます。しかし、私たちのアイデアや行動は、個別の文化体系がもつ伝統などによって、しばしば規定されます。リベラルアーツの本質とグローバルな思考を前提としたGLAPのスタディー・アブロードは、世界の多様な場所で、さまざまな人びとが携える多様な価値観、思考、見方を、身をもって理解し吸収する絶好のプログラムです。この経験をとおしてみなさんは、変わり、広がりつづける世界で活躍する力を育むのです。
みなさん、GLAPであなたの道の第一歩を踏み出しましょう!

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