目的と機会

東京都/三田国際学園高等学校出身  豊嶋 鎮圭

2019/05/01

在学生

GLAP を選んだ経緯と目的

スタンフォード大学で講演されたスティーブ・ジョブズ氏の “点と点は繋がる”というスピーチとの出会い、それが、私が立教大学の GLAP への志望を決断した重要なきっかけとなりました。

その考え方とは、“人は生きていく中で様々な経験が点となり、点と点が繋がることで自分の目標を達成できたり、素晴らしいものを生み出すことができたりする” というものでした。しかし、その点は先を見てつなぐものではなく、あとで振り返ることでしか気づくことができません。このことから自分を信じ、“今”多くのことを経験し、それぞれに全力を注ぐことが重要であるということを感じました。そうすれば、いつかその点どうしが繋がり、自分を成長させていく糧となります。スティーブ・ジョブズ氏の場合、大学を中退して、文字を美しく見せるためのカリグラフィーという手法に魅せられた頃と同時期に偶然出会ったスティーブ・ウォズニアック氏と意気投合し、共同してパーソナルコンピュータを開発しました。この2つの点が繋がったことで、世界中の人々が使うパーソナルコンピュータに美しい字体が搭載され、APPLE 社が誕生したのです。

私の中で、この “点と点は繋がる” という考え方と GLAP のカリキュラムが結びつき、様々な分野で学んだ点と点を繋げて成長していきたいと思い、GLAP を選びました。GLAP のカリキュラムでは、はじめにリベラルアーツの特徴である様々な分野を幅広く学び、2年次に1年間の留学を経験してから3年次に専攻分野を決めます。そのため、幅広い視野や知識、国際経験から多くの “点” を生み出し、3年次以降にそれらを繋げることができます。これは、まさにスティーブ・ジョブズ氏の話と重なり、GLAP での経験を通じて自分の目指す目標にたどり着きたいと思うようになりました。今は明確でなくとも自分の目指す目標を掴み取りたいという人にとって GLAP は “点” を見つけ、“点と点を繋げる” ことで将来への道を切り開いていくことのできる最適な舞台になると思います。

日々実感する学びと成長の機会

GL111の授業でのポスターセッション

GLAP では、自分が成長できる機会が数多くあります。例えば、少人数教育のため、授業内で発言する機会や教授と直接話してアドバイスをもらう機会、そして仲間と深い絆を作る機会など多岐に渡ります。GLAP の授業はいずれも、世界規模の問題を取り上げているため、履修人数が多いとどうしても表面的な学習だけで終わってしまうものも、少人数での発表やディスカッションを通して深く学び進めることができます。例えば、Tutorial の授業ではグローバルかつ複雑な社会問題を取り上げ、3~5人の学生で教授を独占しながらとことん深く掘り下げて議論を交わすことができます。このような授業を通して、現代で求められている主体性やロジカルシンキングを鍛えることができます。これらは GLAP の大きな強みであり、自らの可能性を広げていく貴重な機会です。

GLAP で一緒に頑張りましょう。

1日の過ごし方

9:00 スポーツスタディ
家で朝食を食べてから学校に向かい、15分前にはキャンパスに到着。体育を英語で受けています。体を動かしながらアカデミックな分野以外でのコミュニケーションスキルを高めることができる授業です。
10:00 上級英語
主にプロジェクト重視の授業なので、英語力の向上に加えて仲間と協力しながらプロジェクトを成功へと導く術を学べる授業です。
12:00 昼食
普段は GLAP の仲間や留学生と近くの店にランチを食べに行きます。留学生と関わる中で、異なるバックグラウンドを持つ人々との関わり方や、物事を異なる視点で見ることなど多くのことを学んでいます。
13:00 Economic Thought
経済学的視点を用いて世界の問題の解決策を編み出す授業です。ディスカッションのトピック例として、” 寿命が延び続ける中で仕事のあり方がどのように変わって行くのか?” などがありました。予測不可能なこのグローバル社会でどう生きて行くのかを仲間と考えるのでとても興味深く、在学中のみならず社会に出てからも役に立つ授業であると感じています。
15:00 勉強
アルバイトまでの隙間時間に第一食堂の前のテラスで勉強しています。
16:00 英会話のアルバイト
英会話教室の講師をしていることで、英語という言語についてより深く考え、スキルアップするいい機会となっています。
21:00 帰宅
夕食を食べ、ゆっくりしてから課題や次の日の準備をします。平常点の割合が大きい科目がほとんどなので、課題の提出期限などを必ず寝る前にチェックするようにしています。
※内容は取材時点のものです。

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