「自分自身の興味関心をGLAPで追求していく」

神奈川県/鎌倉女学院高等学校 葛西 優美

2023/05/31

在学生

GLAPを選んだきっかけは何ですか?

留学のプログラムがカリキュラムに組み込まれていることから、GLAPを選びました。小学6年生までアメリカに住んでいましたが、小学生の時と、大学生では見える景色が違うだろうなと思い、大学時代に留学に絶対に行きたいと思っていました。また、人見知りする性格だった私にとっては、一歩一歩成長できる少人数制というのも大きな魅力の一つでした。

GLAPの少人数教育のどこに魅力を感じますか?

一人一人の強みや意見から学んで成長できるところです。私は元々内気な性格でしたが、クラスメイトたちの、初対面の相手でも臆さずに話す姿や、積極的に行動する姿を見てとても刺激を受けました。中でも1年生のオリエンテーションの時に「全員がリーダー」というクラスメイトの言葉がとても印象的で、4年間で自分なりのリーダーシップを見つけようと決めました。それぞれの強みを活かして貢献し、お互いの良いところを吸収し合えるところがGLAPの少人数の良さだと思います。

留学先にアメリカのトリニティ・ユニバーシティを選んだ理由を教えてください。

高校生のころから、模擬国連に参加して、南北問題や国際情勢について議論したこともあり、日本における技術実習生の問題の背景について知りたいと思っていました。それをきっかけに移民について学びたいと考え、ヒスパニック系の移民が多い、テキサス州の大学を希望しました。


留学先での経験について教えてください。


街には移民資料館があり、様々なコミュニティの人と関わることもできました。トリニティ・ユニバーシティには、それぞれの民族や人種の文化や社会課題を紹介しているサークルがありました。「多様性を感じたい」と思って決めた留学先でしたし、日本ではあまり経験できないことなので、民族に関するイベントには必ず参加し、学びを深めました。また、参加するだけでなく、人道系のサークルで移民についてのワークショップも企画しました。視点の異なる2名の教授を招いてのディスカッションは大変興味深かったです。提案すれば、教授も仲間も前向きに受入れてくれたので積極的に挑戦することができ、貴重な経験となりました。

大学3年次での分野選択においてCitizenshipを選んだのも、移民に関する興味関心が理由だったのでしょうか?

そうですね。国と国との関係性について研究したい、社会全体の仕組みについて知りたいと考え、迷わずCitizenshipを選択しました。
高校の時から持っていた興味関心を深めることができています。

進路について、どのように考えていますか?

大学院への進学を目指しています。大学院では、国際公共政策で移民についての学びをさらに深めたいと考えているので、国内外の両方で学べる環境を希望しています。将来は、外交官や国際移住機関(IOM)など国際的な社会問題を第一線で解決できる人材になりたいです。

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