「大学での授業、寮での生活を通して、様々な視点や文化を学んでいく」

兵庫県/葺合高等学校 濱田 貴範

2023/07/04

在学生

GLAPを選んだきっかけは何ですか?

リベラルアーツや国際教養を取り入れている大学で学びたいと考えたからです。中でも立教大学のGLAPは「少人数教育」で、ディスカッションやプレゼンテーションを通して、コミュニケーションできる機会が多いというところに魅力を感じました。
高校も英語での授業を多く取り入れている学校で、英語でのディスカッションは好きな授業の1つでした。高校の課題研究でLGBTQや児童労働など様々なテーマを学ぶ中で、多角的視点で物事を捉えることが大切だと感じ、大学も同じような環境でリベラルアーツを学んで視野を広げたい、英語を用いたグローバルな視点の学びをもっと発展させたいと思ったこともGLAPを選んだきっかけの1つです。

GLAP1年次生の必修科目である、Tutorialはどのようなクラスですか?

Tutorialは1クラス4~5人の学生に対して教員が1名の授業です。GLAPは英語で自分の考えや学んだことをお互いに共有する授業が多いのですが、Tutorialは、内容理解やテーマについて深く考える際にアカデミックスキルを身につけることができる授業です。例えば1冊の本の一部を課題として読んで要約し、それについてプレゼンテーションやディスカッションを行います。プレゼンテーションの後には、先生からフィードバックをもらうことができるのでプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、思考力を伸ばす機会になっています。最近では、プレゼンテーションは内容だけではなく、表現力も大事だというフィードバックをもらいました。
Tutorialで学んだアカデミックスキルや内容は他の科目でも活かすことができるので、それがTutorialの強みだと思います。

高校での学びと、大学での学び、どんな違いを感じますか?

高校の時は試験のために覚える、インプット中心の学びでしたが、大学では「自分がどう考えるか」が重要だと感じています。特にGLAPの授業は事前に調べたり、研究したりした内容について発表し、ディスカッションをすることが多く、課題も多いです。リベラルアーツの学びの特長でもあると思うのですが、1つのトピックに対して、様々な視点からの意見をきく機会や、自分が思いもしなかった考えに触れる機会は高校の時よりはるかに多いと思います。その中で、新しい気づきや刺激をもらうことができ、自分の成長につながっていると感じています。
また、高校の時は、英語は勉強する対象として認識していましたが、GLAPでは授業だけでなく、学生生活の中で英語を使う機会も多く、英語がコミュニケーションや思考のために使うツールに変化したように感じています。

寮を選んだ理由や、寮での生活について教えてください。

私が住んでいる立教グローバルハウスは、GLAP生の他に留学生が多く暮らしている寮です。大学の中だけでなく、様々な文化的背景を持つ人々と関わることができる環境で生活していくことは、貴重な経験になると思い、寮に入ることを決めました。寮に入る前は、アジアからの学生が多いのかと思っていたのですが、ヨーロッパからの学生が多いことに驚きました。
寮は個室ですが、他の学生と関わる機会は多くあります。例えば、課題について考えがまとまらない時などに助けてもらったり、ドイツ人の学生に、第2外国語で選択しているドイツ語について質問したりもします。また、グローバルハウスではみんな自炊をします。食事の時間になるとキッチンに集まり、料理をしたり一緒に食事をしたりしながら話をします。他の国の学生が作るご飯を見たりするもの面白く、料理からだけでも文化を学ぶことができます。
寮では、月数回のイベントもあり、最近では川越にデイトリップに留学生と一緒に行きました。もちろん自由参加ではあるのですが、寮内でもお菓子作りのワークショップが行われたり、様々なイベントが催されたりしています。
私は元々、一人の時間を大切にしたいタイプですが、自室で過ごす一人の時間と留学生やGLAP生と過ごす時間のバランスをうまくとれることができ、充実した毎日を送っています。
※内容は取材時点のものです。

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