GLAP 4年生になるにあたって

福岡県/Fukuoka International Shool出身 ソン ウヒョク 2019年度入学 

2022/05/16

在学生

GLAP生のキャンパスライフ——世界にはばたく

GLAP での学び

立教大学に入学する前は「リベラルアーツ」についてあまりよく理解できていませんでしたが、入学後、GLAP の教授から、GLAP の学びは「リベラルアーツ」における学びを体現しているお話をしていただき、実際にGLAP の学びを深めていく中で「リベラルアーツ」についての理解が深まりました。 一般的な学部では、1つの専門分野を深く学ぶのに対し、「リベラルアーツ」では生命科学、物理科学、論理(数学)、哲学、歴史、社会科学、創作芸術(芸術、音楽、舞台芸術、文学)といった7つの分野を含む様々な学問を広く学びます。これらの分野の関連書籍を読み、議論をすることで、7 つの分野に関する知識を広げることができます。

1つの事象において様々な視点やテーマで議論や分析をするため、幅広い知識だけでなく、多角的な視点も養うことができます。また、GLAP はすべて英語による授業のため、国際的な理解を深め、英語力も磨くことができます。

寮生活

現在(2022 年1 月時点)は、感染症の拡大によって寮生活における留学生との交流があまりできない状況ですが、1 年生の時(2019 年度)までは寮で世界各国の留学生たちと多様な言語で交流を深め、様々な活動をすることができました。

寮では、各国の留学生たちと様々なテーマについて食事の時間や休憩時間に話すことで、各国の文化の違いを感じることができました。中には私が当たり前だと考えていた文化が彼らにとっては驚くべきものもあり、文化の違いについてとても興味深く感じました。 例えば、日本にはハラルフードの飲食店が少ないことについて留学生の友人から相談を受けた際、今まで日本で生活する中、考えたことのない視点だったので、視野が広がりました。このように、留学生たちが日本で生活する上での困難を理解することをきっかけに自分自身の視野が広がり、多文化理解について考える良い機会となりました。

専門分野(Business 分野)の学び、進路選択や将来の夢について

留学生の友達とベルサイユ宮殿にて

入学前からビジネスに関心が強かったので、今後もビジネス関連の書籍をたくさん読み、ビジネスについて専門的に勉強したいと考えています。 大学での国際ビジネス分野における学びが就職後も役立つと考え、帰国後にBusiness 分野を専攻し、学んでいます。 国際ビジネス分野における基礎会計学や基礎金融、基礎マーケティングなどを通して、経済学の基礎を学びました。また、国際的な人事管理や多文化ビジネス、国際関係学について学んだことは、社会人として働く上で、すぐにでも現場で生かすことのできる内容だと考えています。就職後は、企画、財務、広報などどの部署に配属されても、GLAP で学んだ国際ビジネス分野での専門知識と経験を生かしていきたいです。また、今、学んでいる国際ビジネス分野の知識と経験をもとに、4 年生では「韓国の若者の株式ブームに対する研究」というテーマで卒業論文を書き進めていく予定です。

Literature and Society

ELA の授業の一つで、4 つの大きなテーマと関連した文学作品を読みながら、それぞれの文学作品とテーマとの関連性を分析します。 4 つのテーマは社会と関連のあるユートピア、ディストピア、自然への回帰、社会からの脱出などがあり、 各文学作品が社会とどのように関連しているかを分析しました。この授業を通して世界中の多様な文学作品を社会学的な視線で学ぶことができました。ノーベル文学賞を受賞した作品からプラトン、方丈記まで多様な文学作品を分析しながら、作家が執筆した時代背景や目的などを分析するのはとても興味深かったです。

Traditional Arts in Japan

儒教、道教、仏教をはじめ、飛鳥時代から江戸時代に至るまで日本美術の歴史を分析して学びます。 美術資料の収集、展覧会の企画、運営などを行う専門職であるキュレーター方式で考察することが多く、教授と歴史的遺物を鑑賞し、分析して理解する楽しさを感じられる興味深い授業でした。 例えば、中国美術学においては、大英博物館サイトでオンラインで教授と一緒に作品を写真で見ながら説明を聞いて、後に学生どうしで最も印象深かった作品などについて議論することができ、とても楽しかったです。

English Intensive C

様々なテーマについてディスカッションします。従来の英単語や文法を覚える受け身の授業ではなく、人と対話することで英語を学ぶという方法が斬新で面白かったです。また、他学部の学生たちと一緒に受講できるので、様々な意見交換ができ、出会いもありました。 授業のテーマも多様で教育、広告、仕事など話すテーマも多岐にわたり、いろいろな意見や考えをきくことができました。教授も親切に教えてくださり、満足度の高い授業でした。

International Human Re source Management

国際的な人事管理に必要な要素を学ぶ授業です。 国際的な企業が様々な背景を持つ人々を雇用したり、世界中に支店を拡大する際に考慮すべき点を多く学びます。 仕事の価値観や定義は文化によって異なる場合があるため、従業員を評価する際には、人間関係に関する様々な価値観を考慮する必要があり、それが最終的に企業の競争力につながることを学びました。 国際ビジネスに必要な専門知識を学び、日本や欧米で事業を展開している様々な企業の事例を分析することはとても有意義でした。

※内容は取材時点のものです。

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