GLAPの学際的な学びで成長する! 

東京都/順天高等学校出身 竹内 歓

2022/09/20

在学生

GLAPを選んだきっかけは何ですか?

2つあります。
1つ目は、「リベラルアーツ」という枠にとらわれない学びで総合的な解決力を身につけたいと考えたからです。きっかけは、高校の頃から国際協力に興味がり、カンボジアの小学校に教育支援をするプロジェクトに参加した際に、1つの分野のエキスパートになったとしても様々な問題が絡みあっているので、包括的な解決にはならないことを感じたことでした。
2つ目は、GLAPは少人数教育かつ全ての授業が英語なので、国際性やディスカッション力を更に鍛えることができると思ったからです。


国際協力に興味を持ったきっかけは何ですか?


幼少期から中学生までの間にタイやモンゴルなどに住んでいました。特にモンゴルでは、本来は1日学校に行くことができるはずなのに教育施設の不足などを理由に三部制をとっているため、1日のうちの1/3しか学校で勉強することができない現状などを目の当たりにしたことで日本との教育格差を感じ、自分にできることを国際協力の活動を通じて行いたいと思ったことがきっかけです。高校時代に、友人と一緒にカンボジアへの国際協力のプロジェクトを立ち上げ、今も高校の後輩と一緒に活動を続けています。

少人数で学べることの重要度は進学先を選ぶ際に大きなポイントでしたか。

教授に積極的に質問する様子

高校の英語の授業も少人数だったのでお互いを知り、意見交換を活発にできることから少人数で学ぶことの良さを感じていたので、大学を選ぶ際の大きなポイントでした。


高校の少人数授業と大学の少人数授業の違いはありますか?


高校では、決められた教科書の枠にはまったディスカッション中心だったのですが、大学では、教授からの方針の提示はあるものの、何よりも学生どうしで話し合ったディスカッションの内容を大切にしてくださいます。学生の自主性に任される部分が多いので、ディスカッションの自由度が広がりました。


Tutorial はどのような授業ですか?


GLAPの中で最重要ともいえる授業だと思っています。大学、ひいてはGLAPでの学び方を学ぶ要素が詰め込まれています。具体的には、テキストを毎週1チャプターごとに読み、一人あたり10分~15分のプレゼンテーションを行い、ディスカッションを行い、エッセイにまとめています。学生の人数は最大5名で、教授との距離もとても近いです。プレゼンテーションやスライドの作り方についてのアドバイスもしてくださったり、テキストをもとに解釈の違いなども示してくださったりと、きめ細かいアドバイスをしてくださいます。プレゼンテーションは大好きで、自分自身の考えを表現する力を伸ばすことができるのを嬉しく思っています。

各授業において課題はたくさん出ますか?

フィールドワークで発言する様子

他学部よりも多いのではないかと感じています。ほぼ全ての授業において予習をしていることが前提です。少人数なので、教授は学生一人一人の様子を丁寧に見てくださいます。大変ですが、受動的な学びではないこととリベラルアーツそのものに興味があって学んでいるので、とても楽しく課題に取り組んでいます。

GLAP生の同級生は、どのような背景の方がいますか?

高校の時に短期留学経験がある人や生まれた時からずっと海外に住んでいた人まで様々です。少人数なので同級生はもちろん、授業で先輩たちとも一緒になることも多いので、グローバルラウンジで一緒に課題をすることもあり、とても仲良く過ごしています。日常会話は、日本語と英語の入り混じった会話ですね。様々なバックグラウンドを持った学生が集まっているので、お互いの考え方や意見を尊重し合える関係です。

4月のオリエンテーション時に同級生と

授業とサークルなどその他活動との両立はどのようにしていますか?


英語劇のサークルに入っていて、週5日、活動しています。課題がたくさん出るので締切をきちんとメモしておくことや計画的な進捗管理をしています。休日に課題に取り組むこともあります。


留学先で学びたいことはありますか?


国際協力分野における教育支援の中でも、カリキュラム開発や教員への教育方法を学ぶ「Educational Leadership」分野を学びたいです。カンボジアの例では、カリキュラムが古いために実情や人々のニーズにマッチしていないと感じているので、それを改善していくための知識を身につけたいと感じています。


卒業後の進路はどのように考えていますか?


GLAPでリベラルアーツを通して広い知識を身につけた上で、海外の大学院で専門的な学びを深めたいと思っています。その後、国際協力の活動の中でも教育支援に携わっていきたいです。

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