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専門分野を教えてください。

私は宗教学と中国学の分野を勉強しましたので、中国と台湾の宗教に関する研究していますさらに、東アジアの宗教にも興味を持っています。宗教というのはすごく広範なテーマであるため、特に文化、社会、政治との交差点に特に興味を持っています。

先生の研究テーマを教えてください。

私は主な研究分野が4つあります。第一に、歴史的・現代的の中華社会（台湾と華僑も含まれます）において「民間宗教結社」と言われる非公式で辺縁的な宗教団体です。第二に、グローバル化の条件下、宗教団体は異文化の国でどのように適応するのでしょうか。第三に、現代東アジアにおける菜食主義（ベジタリアン主義）と宗教です。近現代以前、東アジアの多くの仏教信者はベジタリアンでしたが、19世紀末以降、宗教とベジタリアン主義の関係が変化しましたことを考察したいと考えています。そして最後に、中国武術と宗教に興味があります。

自己紹介をお願いします。

私は東アジアの宗教が社会史的な視角から研究しています。初めは明清時代の中国と台湾に関心してますが、台湾だけでなく南アフリカ、カリフォルニア、日本など世界各地で広範な民族学的フィールド･ワークを行いました。立教大学に着任する前は、ドイツのライプツィヒ大学とゲッティンゲン大学、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院、中国の合肥学院と安徽大学で教課しました。

GLAPの魅力について教えください。

学生が最初から勉強の専門分野を決定する必要がなく、Global Liberal Arts Program（GLAP）で提供される各種各様な科目から選択できる点がとてもいいと思います。GLAPは、日本と東アジアや世界各地の歴史、政治、社会、芸術、文学、ビジネス、倫理的な問題などに焦点を当てており、学生は興味のある多様なテーマや問題に取り組むことができます。さらに、多様な学生たちがいるから、GLAPの学生と世界各地から来た留学生との間で、より活発な異文化交流や議論が促進されます。

GLAPで教えるうえで大切にしていることを教えてください。

学生が知識や情報と批判的に考えること、自身の思考方法について振り返る能力を養うことが最も重要だと考えています。これは偏った情報に直面することが多い現代の複雑でグローバルな世界を理解し、適切に対応するために不可欠です。現在のインターネット社会では、品質が極めて多様な情報が容易に入手可能ですが、それらはステレオタイプ、偏見、価値判断によって歪曲されることがたくさんあります。したがって、客観的事実と定型句や偏った情報を区別する能力、およびウェブサイト、論文、書籍、テレビ番組の性質と信頼性を評価する能力は、学生が将来の職業生活や自分生活にも重要なスキルであると思います。

高校生へのメッセージや、受験・進路選びへのアドバイスを教えてください。

いつまでも好奇心を持つこと、質問することをしようとするお願いします。これは最も重要なことです、将来どのような道に進もうとも、必ず役に立つ。オープンマインドを持つことは、個人的な成長にも仕事上の成長にも一番必要です。あなたたちの未来は機会がたくさんあります、唯一の正しい道など存在しません。自分に合った道を見つけるのです。自分の考え、興味、強みを振り返り、どのような人生を築きたいのか、どのような貢献をしたいのかを考えてみてください。