REPORT
私はGLAP で学ぶ前から、フードバンクのシステムにとても興味を持っており、入学後は、フードバンクに関する研究をしたいと考えていました。フードバンクのシステムがなぜ日本に根付かないのか、またどのようにすれば根付くのかを学問的に解明してみたい、そのために、これを文系分野、理系分野から見てみたい、と考えた私は、GLAP の授業では文系分野の授業を、留学先では理系分野の授業を受講することを決めました。
留学先のMoravian College ではEnvironmental Studies専攻を選択しました。そこでは、環境経済学や公衆衛生学などを勉強し、現在、世界中にある貧困や格差などの社会問題の根源は何かということについて多方面から考える機会を得ました。これらの授業により、行政やコミュニティが格差を小さくすることに大きく貢献している事を学び、自分が考えたことがない視点から物事を見ることができてとても興味深かったです。勝手を知らない国で生きていくということは、自分が想像をしていたよりも大変でした。留学中に私はよく、留学先でできた友達と旅行に行ったり、一人旅をしたりしたのですが、行く先々でハプニングに見舞われることがありました。留学をするまで家族と暮らしていた私にとって、すべてを自分でやらなくてはならないという状況は初めてで、さらに自分が当り前だと思っていたことが当たり前でないと知った時、自分のことは自分で解決しなくてはならず、どのように問題に対処するかをその都度考える力がつきました。また異なった文化を持った友達に自分の意見や考えを共有する難しさ、そして理解してもらったときの嬉しさを身をもって体感できました。留学先での学びや経験から、行政やコミュニティに貢献ができ、さらに課題解決能力を高めることができる仕事がしたいという目標を立てることができました。
卒業後は、行政の意思決定のお手伝いができるコンサルティング会社で社会人をスタートする予定です。(2021年度卒業)
※内容は取材時点のものです。